洋食じみたものが作りたくなってハンバーグ。肉汁の残ったフライパンでホールトマトを温めて、ソースで味を調えたトマト煮込み。
 私が名前の付いた料理を作るのはそれだけで珍しいことだが、今回注目すべきは隣の白いモノである。油屋ごはんさんのハロウィンレシピとして紹介されていたものを参考に、実家から送ってもらった小さなかぼちゃでつくった、かぼちゃのニョッキの白ソース(油屋ごはん: 【ハロウィンレシピ】南瓜ニョッキランタン
 本来ならばかぼちゃの皮のケースに入るべきが、レンジにかけ過ぎ、かつレンジ済みのかぼちゃの身をスプーンでこそげとる工程でけちくさく沢山削ってしまったら崩壊してしまい、あえなく断念した。この料理の素晴らしいところは、生のかぼちゃに包丁を入れるという危険な作業を完全に回避できるところであります。五分チンして上の方を切り取り、タネを取って実をくりぬいたら、適当に小麦粉を混ぜて白玉の生地よりは柔らかいくらいのタネを作り、小さく丸めて、沸騰したお湯で茹でる。浮き上がってきてちょっとしたら大丈夫。あらかじめ作ってあったベシャメルソースにどぼんして完成。ベシャメルソースは、今回は玉葱と人参と井口ハム*1をオリーヴオイルで炒めた所に適当に薄力粉をかけ、バターを加えて牛乳で伸ばし、塩・コショウで味を調えたもの。
 かぼちゃのほのかな甘みがホワイトソースと良く合って、美味しいしお洒落なひと品なのだが、これ、良く考えてみたら、「かぼちゃ団子」ですよね。やはり北海道の料理はすごいのだ!残って冷凍してある生地は焼いて砂糖醤油で食べちゃおうっと。

*1:祖父がスモークした豚バラ肉