往生際悪く

「私はもう書きたいときには「論文」を書くの!」みたいな悲壮な決意でもってここの更新をやめたような気がするけど、結局のところ「ひまつぶしんぶん」なしでやっていくのはとても難しいようだ。 論文書いてます。ほかのお仕事もがりがり書きます。もっとも…

前々から焦がれてやっと訪れたというわけではないのに、ずっとここに来たかったような気がしてしまう場所。生きている間にじかに見られて本当に幸運だったという気持ちと、この一生はもうあの場所へは行かなくていいことへの安心感と(!!)。 誂えたように丁…

主に大学進学を機に一人暮らしを始める女の子が、薄っぺらなキャッチフレーズ(リア充とかナントカ系女子とか男子とかそういうさー)を笑い飛ばしてやりたいことやってすっごく楽しく過ごすヒントみたいなことを考えてる。もっときちんとしたものは、この辺…

ちょっと遠くへ行ってまいります。何か連絡事項がございましたらパソコンメールかテレパシーで♪

お久しぶりです。自分のへたれっぷりに対する深い絶望とともに訪れた風邪の奴が花粉症に感動的な襷を繋ぐべく懸命の粘りを見せている今日この頃、私はよくわからんくらいやらないかんことを抱えております。さしあたって鼻と喉で頭いっぱいのときは、時間と…

一月の三日以降の急展開ぶりを振り返れば、二月がまだ三日だとて毫も油断の隙などありゃしない。しかもこの度はわかりやすい締切仕事ではなく明日の自分のための積み上げ仕事なので余計に易きに流れがちなわが身が不安だ。なんて言いながら一日と置かずにこ…

近頃とにかく野菜が高い。小松菜198円の輪っかがどんどん小さくなり、ホウレンソウは200円を超えるのが日常。ニラ一把80円で買えた古き良き日よいずこ…となると、フレスコでは1/4で108円なんかで売っている白菜も、どう頑張ったらこんなにスカスカなのが出来…

先日、二度目の四国に行ってきた。 徳島県は鳴門、大塚国際美術館、という実物大の陶板複製で恐ろしい数の西洋絵画が集まった美術館での国際学会に傍聴参加。この学会はとても面白かったー!のに加えて、美術館が思いのほか、なかなか凄いのでいろんな人にお…

北方のさる賢夫人より、自分の写真の方が盛り付けが巧みに見えるのではないかというお便りを頂きましたので、ここに記して以て読者諸姉諸兄の意を問うものであります。 いずれにせよ、真四角の容れ物に幾何学的に並んだものを長方形の中に収めるって意外と難…

いつも見に来てくださって、ありがとうございます。旧年中は大変お世話になりました。どうか今年もよろしくお願い申し上げます。 母のお友達の型紙から、切り紙工作で作った干支…七匹で力尽きてしまいましたが、まゆ玉と良く合う可愛らしい色! 漆器の緋色は…

愛する人々に幸せなクリスマスを。そして皆さまに穏やかで心弾む新しい一年を。 今年はフィレンツェにあるジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの神秘的な降誕図。モロッコとアルジェリアの国境、荒涼とした砂漠に星が降る夜を思い出す。後ろでは、よろこばし…

近頃は、「趣味は暖まることです」っていいたいくらいに暖かく過ごすことに神経を使ってる。貼るカイロは背中かお腹か?スカートとずぼんとどちらが暖かいか??私の結論は、貼るカイロは背中、というかジーンズでベルトする辺りなので腰。スカートとずぼん…

とうとう12月!昨日一つ締切を終えて、戦友とモツ鍋でしっぽり打ち上げながら「我々の後期は一体どこへいってしまったのでしょうね」などとため息。10月入ってからはまったくもって規則的に忙しく、規則正しく次々にやってくる敵を薙ぎ払いながら、規則正し…

連休中、ちょうどよく晴れた本日は東京から訪れた友とお散歩観光に参りました。 何しろ空が青いので。 こんなにすかんとした、めでたげな色合い、滅多にない。 実は後半は銀閣寺の中でありました。相変わらずの計算しつくされたテーマパーク。歩くだけで目が…

先週ががっつり連休を取ったので、今週は大人しく休養&研究。誰もいない書庫に籠って怪しげに論文を音読したりしていたら、お隣から留学生がやってきて、いつものように挨拶のあと「ちょっと訊きたいことがあるんだけど」と「"ペンペンドッサ"って、どんな…

洋食じみたものが作りたくなってハンバーグ。肉汁の残ったフライパンでホールトマトを温めて、ソースで味を調えたトマト煮込み。 私が名前の付いた料理を作るのはそれだけで珍しいことだが、今回注目すべきは隣の白いモノである。油屋ごはんさんのハロウィン…

金木犀の香りがしなくなったと思ったら、疏水のまわりの色が増えていた。 紅葉の気配を見に北上して大徳寺黄梅院の特別拝観を訪れた。写真は禁止だったのだが、要所要所で解説をしてもらえて勉強になる。武野紹鴎好みの四畳半もちらりと見えたし、本堂周辺の…

繰り返すが10月が終わろうとしておる。せわしない満月。そして旭川本部から年賀状に載せるから写真を送れという指令が下る。何たること!何故に今に至ってなお我々の顔が必要なのか。とうの立った感のある上の二人の娘は電波を介して顔を見合わせ本部の真意…

10月がおっそろしい速度で過ぎ去ろうとしているが、なんとか元気です。慣れないことを始めてわたわたと忙しくしているうちに、二週間近く更新していないことに気付き、今日その沈黙を破ったのは決してわたわたがひと段落したためではなく、わたわたに新たな…

あずま路の果ての妹に薦められ、村上春樹の小澤征爾との対談本をちょこちょこ読んでいる。小澤征爾さんと、音楽について話をする作者: 小澤征爾,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11/30メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 124回この商品を含…

遅くまでやってた仕事は明日の朝最終確認。最後の最後で一晩寝かせるという余裕は、もうぜーーったい必要なんだと思う。もう騙されないぞ!とはいえ、ようやくほんまもんの秋の到来らしいのをよいことに、最近になく少ない睡眠時間で珍しく10cmヒールで随分…

大分遅れてのお知らせだが、アヌシーの国際アニメーション映画祭でお手伝いした(というよりは美味しいものを一緒に頂いた)監督さんの作品が札幌の国際短編映画祭で最優秀作曲賞を受賞されたそうだ。おめでとうございます。 SAPPORO SHORT FEST 2012 | 第7…

ひさーしぶりに全く手のかかっていない料理をさも御馳走のように紹介してみよう。 今日は午前中背中が痛くて体調がいまいちだったので引き籠り。折よく、船便で実家に送っていた冬物などを母上に再パッキングしてもらったのが到着したので、部屋を片付けなが…

そういえば「本」っぽいカテゴリーを作っていないのであった。どうしよう。 今日は美術史学会の西支部例会というものをお手伝いし、色々と考えさせられる完成度の高い発表を聞いたので、我も負けじと頑張らねばと思ってるところ。そこへきて、どういうわけか…

ご無沙汰してます!北海道での引き籠りの三週間を終えて帰って、京都でうごうごしております。旭川の友人たちよ、連絡もせず引き籠ってて申し訳ない。今度また遊んでください。 ところで、胡散臭いタイトルを付けたのは、関西空港と京都の交通事情について一…

さっき、部屋に着替えを取りに行ったら、横着して衣装ケースにしているスーツケースの周辺が空き巣に入られたようにしっちゃかめっちゃかになっている。あなや、靴下とかランジェリーの類までネットから引っ張り出されて床中に散乱…こんなことをするのは、奴…

思えば一年ぶりの実家。涼しいところでのんびりと食べては寝る。夕方、やっと調律したピアノに触り、少し外を散歩。合間はちょっと気合を入れて読みたい本をまとめて読む、ドイツ語の単語を大量に頭に放り込む、などなどと、調べ物には不便な分、時間をかけ…

日本にもこれほど美しい場所があったのかと驚いた夏の一日。どれだけ感度を上げてもひたすら心地よく飽くことがない。全身の皮膚を浸してその細胞の一つ一つを染めかえてしまえたら、と跳ねて歩いた。

いつの間にか結構めだつ広告が付けられている…最新記事にだけ付くということか?私のとこのようなデザインだと目立つなあ。対処法としては(1)デザイン変える(2)引っ越す(3)毎回広告のためのスペースを確保して普通の記事とまざらないようにする…。はてなさん…

妹の部屋で発見した掘り出し物の一つ、漫画『花のズボラ飯』!花のズボラ飯作者: 久住昌之,水沢悦子出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2010/12/20メディア: コミック購入: 39人 クリック: 3,013回この商品を含むブログ (263件) を見る 夫が単身赴任中なのを…