近頃とにかく野菜が高い。小松菜198円の輪っかがどんどん小さくなり、ホウレンソウは200円を超えるのが日常。ニラ一把80円で買えた古き良き日よいずこ…となると、フレスコでは1/4で108円なんかで売っている白菜も、どう頑張ったらこんなにスカスカなのが出来るのかと感心するぐらいに中身がない。ところが、先日少し遠くの変なスーパーに出向くことがあったついでに、素晴らしい白菜を見つけたので、半分購入!変なスーパーというのは、ご存知の方はご存知でありましょう、何故か卵はお菓子や乾物とともに二階にあり、野菜売り場は二か所あってそのそれぞれで同じ種類の野菜が異なる値段で売っている。とにかくそこで、玉葱なみの密度のずっしり重い白菜を見つけて、頬ずりしながら1/2を198円で購入してきたのでありました。
 最初はお友達を招いてピェンローもどき。ピェンローというのは、白菜を超絶美味しく食べる妹尾河童式の中国の田舎料理で、干しシイタケと鶏・豚の出汁のほか、調味料は胡麻油のみ、各自の取り皿で塩と七味と煮汁を調合してたれを作るのが本来のやり方だ。ちゃんとした作り方については以下などを参照されたい。私は時間が足りなかったのもあって、酒やら塩やら鍋に投入してしまったんだが、それはそれで美味しかった!
ピェンロー:妹尾河童さんによる旨すぎる白菜鍋
これは旨い!この冬オススメ、ピェンロー鍋の作り方 | 純コミックス
 その後、余ったのから少し、ベーコンと小松菜といっしょに緩めのホワイトソースで煮てパスタのソースに。ホワイトソースと白菜というのも何気に最強の組み合わせである。
 そして、今日は節分前の雰囲気に、昔クレルモンで上海から来た子たち(なにしろ沢山いた)に旧正月の餃子を御馳走になったことを思い出し、一人その気になって餃子などものしていた。豚ひき肉と白菜の他は、長ネギに大蒜、生姜。やっぱり修業が足りないので時間はかかってしまったけど、これくらいちゃんとすると料理してる気分になるなー♪沢山作って残りは冷凍。
 これから花粉の季節。普段以上に自分の身体の声をきちんと聞いて、丁寧な生活をおくるのが大事だものね。