2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

どこかでずっと・・

目覚ましが鳴りつづけている

近頃、絵を観るのが前より楽しくなってきた。多分、その楽しさを逃さないために言葉にするのだ。カメラを向けてはじめて、正午と午後三時の空気の色があれほどまでに違うことを知った。だが、その違いはレンズを覗かない人とも共有しうるはずである。 以上、…

やらなかんこと山積みなのに、ほんわかした気分でいまいち危機感が無い。 フランス語の批評を読んでいると、青、赤などの色彩のcrudite(最後アクサンテギュ)が気になる、という表現に出会い、私は、煮込み足りないポトフの鍋の中の人参やらセロリ、あるい…

今日も夜は更ける

フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)作者: ジェイムズ・ジョイス,柳瀬尚紀出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/01/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 118回この商品を含むブログ (68件) を見る ここに紹介致しますは、大陸を越えて更に西に愛蘭の…

やっと演習発表のテーマが固まってきたという幻想を抱ける段階に手を伸ばせば届きそう。昨日昼間からスランプで、妄想と邪念に取り憑かれて英文が全く頭に入らない。いわんや仏文をや。そこで、今日大学院の演習の終了後、妹を捕まえて今の段階で考えている…

新米、うまい。泣ける。 (でも半分はあまりのドイツ語の読めなさのためだと思う。)

兵庫県美で明日から開かれるhttp://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0610/main.htmlの内覧会にいってきた。始めは、あまりに人が多いので約束が違うぞーと思ったが、観ているうちに作品を独り占めできるくらいに。作品数がそれほど多くないので、ゆっく…

なんとジャズピアノ奏者という友達に教えてもらってライヴに行ってきた。なんと、の、何が凄いか、それは彼女が舞台上でピアノを弾くから。あのおびただしい針金と重たい鍵盤の機械に向かって全身で何かたたいているのだけど、呼吸するように自然に音楽が出…

『のだめ』の新刊、読んでしまう。ちなみにここはもっと真面目なコーナーにするつもり。

実家からじゃがいもと米が届いた。じゃがいもはキタアカリとトウヤという品種である。キタアカリは最近こちらでもたまに見かけるようになったが、メークィーンよりも黄色っぽく、男爵よりも崩れやすい。甘みがあり、レンジにかけて塩だけつけて食べても、バ…

今日の大学院の演習発表はブリューゲル。膨大な欧文参考文献に頭が下がります。うおー、あせってきた。 カタログとか色々借りてきた。けど、恐ろしいのは、いまちょっと酔ってていまいちぎりぎりであせってる実感に乏しいこと。

昨日は学校から抜け出し京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyotoのプライス・コレクション展を観た。宣伝の段階からメインにすえられていた若冲は、図版で観ると、彩色された精密な絵画が圧倒的に印象的だが、実際に作品を前にすると…

講読は幸いあまり進まなかった。 今日は音楽を借りてきて、ちょっとごきげん。なんでかよくわからないけどディープ・パープルが欲しくなったので借りた。なんにもわからないのでベスト盤みたいなやつ。よくわからないのになんでかというと、昔吹奏楽で吹いた…

Roger De Pilesの講読の担当箇所が確実に明日回ってくる。むしろ、明日は私からである。しばらく放っておいたつけを今日の午後だけでは払いきれず、始まる直前にレジュメ印刷することになりそう。いつまで授業ごときにあたふたしているのか、自分でも呆れる…

昨日の学会発表では、18世紀フランスにおける、エスキースの意味の変容についてのものがタイムリーで興味深かった。今年度、西洋美術史の、特殊講義とは名ばかりの講読では、ロジェ・ド・ピールの『絵画原理講義』Roger de Piles, Cours de peinture par pri…

今日は、少し楽しみにしていた学会3日目。美術批評という括りで、19世紀のフランスの美術動向や、ドラクロワの宗教画についての発表が聴ける、はずだった。ところが、昨日の深夜、少し眠ったところで突然の悪寒と高熱に襲われた。クローゼットから毛布を引…

携帯と一瞬はぐれていた。思っていたほど孤立した気分にはならない。ただただ、不便である。特に、前のが壊れて以来、腕時計を持たないので時間がわからないのが鬱陶しい。時計としての機能が一番活躍しているようで、少し寂しいのだけれど。後は、情報。ア…