2009-01-01から1年間の記事一覧

一昨日夜流れ星を観て、今夜も帰る途中にも一つみえたので(もう大分家の近くだったから鬼火という可能性もあるかしら)、何の吉兆かと思ったら、ふたご座流星群というやつなのですね。偶然にもすっかり晴れて冷え込んで、星を観るにはうってつけ。 冬のこの…

年内最後の授業が締めくくり。いやー、過ぎたから言えるけど面白かった。 この指導教官の授業のプレッシャーは半端でなく、二週間前から胃にしこりを感じ前日はほぼ徹夜することになるにもかかわらず、でも担当になっているときが一番楽しい。自分でも多分い…

夜八時くらい、何故かあらゆるやる気が一挙に鎮火した。なにしろ、やらなきゃいけないことの寿司詰状態、それぞれ見通しが全く立っていない袋小路状態を、なんとか宥めすかして熱い湯船で鼻歌を歌っては虚空に向かって「映画見たーい」とか叫んでたのだが。…

今日は聖ニコラウスの祝日だそうだ。サンタクロースのオリジナルのかただ。ドイツ辺りでは、昨日の夜のうちに子供たちが靴を片方ぴかぴかに磨いておく。そうするといい子にしていた子の靴には、朝チョコレートとか小さなおもちゃなんかが入ってるというわけ。…

顔をなくした夢をみた。多分飲みすぎたのだ。 百物語のような感じだった。壊れた空調のようなぶーんという音が断続的に響いて建付けが振動していた。全体にぼんやりとしているなかで、一人の声だけが妙にはっきりと聞こえる。声は大きいのに物語はずいぶんと…

顔をなくした夢をみた

夕飯は肉じゃがを作った。たまにはまともな名前のついた料理なんか作ってみたくなったので。それで川端康成の『浅草紅団』なんか読んでいる。なんだか煙にまかれまかれている。そんな平和な感じ。これで夢見が悪くなきゃね。

近くのスーパーがリニューアルオープンしたのでいそいそと買い物して自炊。 手羽先が100g60円だったので、嬉しくて早速購入、生姜と白葱のぶつ切りと一緒に甘辛く炒め煮にして食べながら、「手羽先」とはよく出来た名前だと感心する。鶏の手であって羽であっ…

『天使と悪魔』を図書館のメディアコモンで西洋美術の仲間と観賞いたしました。『ダ・ヴィンチ・コード』よりもずっと話がすっきりとまとまっていて*1、暗闇のプチローマ観光案内といった趣でヴァチカンとローマの名所が次々と陰謀の舞台になってゆくので楽…

ばたばたしている時は却って小説をよく読む。夏に導入した無印良品の厚ぼったい座布団のお蔭で就眠儀式の本読みはとても具合がよろしい。佐藤亜紀は読んでるとくらくらしてきて頭が冴えて眠れないことも多々あるのだけど。それにしても、何回も読んでるのに…

十一月も

終わってしまいました。・・・なんてことになりかねないなーと苦笑しつつ。

風邪引いたり締切伸ばしたりした末に、11月に相成りました。11月といえば炉開き、だからというのでもないけれど、ここ二日というもの本格的に寒いので、電気ストーブを稼働させ、暖かいはおりものに、部屋着のフリースやらたんぜんやらを引っ張り出して俄か…

なーんかわたし、必要以上にいっぱいいっぱいになってる。確かに、いっぱいいっぱいなんだけど、120%頑張らなきゃいけないんだけど。視野が狭くなりすぎて、自分も一部しか使えていない。 神楽丘公園の落ち葉をざくざくと踏みしめながら、澄んだ高い空の隅…

今日は10時まで寝て、納豆オムレツとご飯と葱のお味噌汁。午前中で家を片付けたらずいぶんいい気分になった。喉も劇的に回復しつつある。午後から学校で原稿書き。飽きたら大量の紙のファイリング作業をして、そっちの方が面白いのであまり進まなかった。 日…

相変わらず耳鼻ランニング咽喉バーニングでもさすがに六時半ごろ目が覚めて、ピンクのマフラーを出したら清々しい朝!早起きって気持ちいい!!ってんで、その勢いで体調ごまかしつつイタリア語とドイツ語の購読を何とか頑張ったものの、明日の予習始めたら…

今日一日は療養のため完全サボり。12時間寝た後さらに5時間くらい寝る。合い間にヌテラ塗ったパンとか卵と野菜の大量に投入されたインスタントラーメンなんかを食べ、父のお土産のマルセイチーズサブレを紅茶と食べ、ぬいぐるみを放り投げて遊んだり、例の『…

この時期恒例の風邪。もう、金木犀→美学会→風邪の黄金パターンはお手のものだ。今回は森見登美彦氏に範を得た妹の流儀に従いお風呂上がりにウィダーインゼリーのマルチビタミン、十分くらいかけてちゅるちゅる増粘多糖類を摂取しとります(本当に10秒で飲み…

週末かけて、美学会を聴きに東京へ。最終的にいろいろと考えるヒントをもらって有意義な三日間だった気がする。 最終日のパネルディスカッションで、平田オリザの話を聞いて妙に興奮した。(社会の最底辺における)平和と尊厳を守る最後の防衛線としてのアー…

幼稚園くらいの頃は大きな音が苦手だったので、除雪車が作業している時と雷のひどい時は家に閉じこもってジグソーパズルをしていたものだった。おまえはあのまま閉じこもってパズルをしていたらよかったのですよ。そんな声が聞こえてきそうな、重たく叩きつ…

情けない話だが「久々に」、今日は夕食を自炊した。 わけもなく猛烈に食べたかった白菜のお浸し(おかかをたくさんかける)と、豚バラと小松菜の炒め物、ご飯、簡単な味噌汁。久々ついでで、食彩浪漫バックナンバーなどひっぱって、豚バラには最初に塩を振っ…

うおー眠れない眠れない眠れないーーー、って普段なら別に当り前の時間だが明日から授業再開なのです。とはいってもそこまで大袈裟にするまでもなく、90分頑張って授業終わってから寝に帰ればよろしい。では何が問題か。・・・こういう時の常として、とりあ…

思ったことを口に出すな。 またとっぴな考えを軽々しく行動に移してはならぬ。 人に親しむはよし、だがなれなれしくはするな。 語るに足る友と見きわめをつけたら、 たとえ鉄のたがで縛りつけてもはなすでない、 だが羽根もそろわぬヒヨコのような仲間と だ…

手のひらが先っぽから砂になってさらさらさらさらと風に飛ばされてしまうような、そんなありふれた映像なのだけど、確かにわたしの一部だったものがもう半分以上なくなってしまって、気づいた時にはみるまに失われていく、失われていくのをみるしかない。眠…

パリ第一大学名誉教授のジャン・クロード・レーベンシュテイン教授をお招きしての、フランス近代美術シンポジウムを聴きに、朝から京都工芸繊維大学へ。セザンヌ及びその時代、広めにとっても1870年代から1900年代の文学・美術の様々な方法論から展覧会・美…

あらー九月。大学生協の菓子パンコーナーで、早くも「お芋さん特集」が行われているのを見て、淋しいような、それでもちょっとときめくような、胸が痛む。 大学などというところでのらりくらりとしていると、いち早く、そしてなるだけ多く自分に付加価値をつ…

悪い男の子たちの通り。 お洒落ストリートにパンクなことをする子がいたもんだ。

考え中(翌日追記)

ブルターニュの海にて。 (著者の近影については左側のプロフィール参照のこと) ちょっと思うところがあり、パリ記事削除しました。読んでくださった方々・コメント残してくださった方々には申し訳ありません。著者の気まぐれによるものです。少し間をおい…

あわただしい毎日で、最近変に固有名詞が出てこなくなって危機感が。パトリスルコントとか、白州正子とか飛んでた。あと三日でフランスに立つので、荷造りなんかもしなければならないのだけど。最低限の手続き関係、図書館利用申し込みとか保険(あれの死亡…

相変わらず安定しない天気。代り映えのしない非生産的な日々。に喝を入れるために、妹と電話して、一部パワーを交換しました。明日から早起き! パソコンにメモリを増設してやったら、有能ぶりをアピールしたいらしく色々な動作が散文的にこなされるので、何…

『once ダブリンの街角で』という邦題の、アイルランドはダブリンを舞台に。最近寄りにも寄ったインテリじみた集まりで穿った作品ばかり観ていたけど、映画っていいなーって、私はこういうのを観て言いたい。そういう考え方さえ、この作品にきっと毒されてい…

日食は薄曇りのお蔭で肉眼でもサラセン人の三日月刀のようなのが見ることが出来た。北海道ではこんなに欠けなかったらしいし、地球の裏側でも全く観察できないのだから、やっぱり地球は丸いのね、と、変な感慨の仕方をする。 昨日ビアガーデンなるものに初め…