2012-01-01から1年間の記事一覧

愛する人々に幸せなクリスマスを。そして皆さまに穏やかで心弾む新しい一年を。 今年はフィレンツェにあるジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの神秘的な降誕図。モロッコとアルジェリアの国境、荒涼とした砂漠に星が降る夜を思い出す。後ろでは、よろこばし…

近頃は、「趣味は暖まることです」っていいたいくらいに暖かく過ごすことに神経を使ってる。貼るカイロは背中かお腹か?スカートとずぼんとどちらが暖かいか??私の結論は、貼るカイロは背中、というかジーンズでベルトする辺りなので腰。スカートとずぼん…

とうとう12月!昨日一つ締切を終えて、戦友とモツ鍋でしっぽり打ち上げながら「我々の後期は一体どこへいってしまったのでしょうね」などとため息。10月入ってからはまったくもって規則的に忙しく、規則正しく次々にやってくる敵を薙ぎ払いながら、規則正し…

連休中、ちょうどよく晴れた本日は東京から訪れた友とお散歩観光に参りました。 何しろ空が青いので。 こんなにすかんとした、めでたげな色合い、滅多にない。 実は後半は銀閣寺の中でありました。相変わらずの計算しつくされたテーマパーク。歩くだけで目が…

先週ががっつり連休を取ったので、今週は大人しく休養&研究。誰もいない書庫に籠って怪しげに論文を音読したりしていたら、お隣から留学生がやってきて、いつものように挨拶のあと「ちょっと訊きたいことがあるんだけど」と「"ペンペンドッサ"って、どんな…

洋食じみたものが作りたくなってハンバーグ。肉汁の残ったフライパンでホールトマトを温めて、ソースで味を調えたトマト煮込み。 私が名前の付いた料理を作るのはそれだけで珍しいことだが、今回注目すべきは隣の白いモノである。油屋ごはんさんのハロウィン…

金木犀の香りがしなくなったと思ったら、疏水のまわりの色が増えていた。 紅葉の気配を見に北上して大徳寺黄梅院の特別拝観を訪れた。写真は禁止だったのだが、要所要所で解説をしてもらえて勉強になる。武野紹鴎好みの四畳半もちらりと見えたし、本堂周辺の…

繰り返すが10月が終わろうとしておる。せわしない満月。そして旭川本部から年賀状に載せるから写真を送れという指令が下る。何たること!何故に今に至ってなお我々の顔が必要なのか。とうの立った感のある上の二人の娘は電波を介して顔を見合わせ本部の真意…

10月がおっそろしい速度で過ぎ去ろうとしているが、なんとか元気です。慣れないことを始めてわたわたと忙しくしているうちに、二週間近く更新していないことに気付き、今日その沈黙を破ったのは決してわたわたがひと段落したためではなく、わたわたに新たな…

あずま路の果ての妹に薦められ、村上春樹の小澤征爾との対談本をちょこちょこ読んでいる。小澤征爾さんと、音楽について話をする作者: 小澤征爾,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11/30メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 124回この商品を含…

遅くまでやってた仕事は明日の朝最終確認。最後の最後で一晩寝かせるという余裕は、もうぜーーったい必要なんだと思う。もう騙されないぞ!とはいえ、ようやくほんまもんの秋の到来らしいのをよいことに、最近になく少ない睡眠時間で珍しく10cmヒールで随分…

大分遅れてのお知らせだが、アヌシーの国際アニメーション映画祭でお手伝いした(というよりは美味しいものを一緒に頂いた)監督さんの作品が札幌の国際短編映画祭で最優秀作曲賞を受賞されたそうだ。おめでとうございます。 SAPPORO SHORT FEST 2012 | 第7…

ひさーしぶりに全く手のかかっていない料理をさも御馳走のように紹介してみよう。 今日は午前中背中が痛くて体調がいまいちだったので引き籠り。折よく、船便で実家に送っていた冬物などを母上に再パッキングしてもらったのが到着したので、部屋を片付けなが…

そういえば「本」っぽいカテゴリーを作っていないのであった。どうしよう。 今日は美術史学会の西支部例会というものをお手伝いし、色々と考えさせられる完成度の高い発表を聞いたので、我も負けじと頑張らねばと思ってるところ。そこへきて、どういうわけか…

ご無沙汰してます!北海道での引き籠りの三週間を終えて帰って、京都でうごうごしております。旭川の友人たちよ、連絡もせず引き籠ってて申し訳ない。今度また遊んでください。 ところで、胡散臭いタイトルを付けたのは、関西空港と京都の交通事情について一…

さっき、部屋に着替えを取りに行ったら、横着して衣装ケースにしているスーツケースの周辺が空き巣に入られたようにしっちゃかめっちゃかになっている。あなや、靴下とかランジェリーの類までネットから引っ張り出されて床中に散乱…こんなことをするのは、奴…

思えば一年ぶりの実家。涼しいところでのんびりと食べては寝る。夕方、やっと調律したピアノに触り、少し外を散歩。合間はちょっと気合を入れて読みたい本をまとめて読む、ドイツ語の単語を大量に頭に放り込む、などなどと、調べ物には不便な分、時間をかけ…

日本にもこれほど美しい場所があったのかと驚いた夏の一日。どれだけ感度を上げてもひたすら心地よく飽くことがない。全身の皮膚を浸してその細胞の一つ一つを染めかえてしまえたら、と跳ねて歩いた。

いつの間にか結構めだつ広告が付けられている…最新記事にだけ付くということか?私のとこのようなデザインだと目立つなあ。対処法としては(1)デザイン変える(2)引っ越す(3)毎回広告のためのスペースを確保して普通の記事とまざらないようにする…。はてなさん…

妹の部屋で発見した掘り出し物の一つ、漫画『花のズボラ飯』!花のズボラ飯作者: 久住昌之,水沢悦子出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2010/12/20メディア: コミック購入: 39人 クリック: 3,013回この商品を含むブログ (263件) を見る 夫が単身赴任中なのを…

ちょっと真面目に京都の真夏を遊んでみたので、写真をご紹介して舌舐めずりしていただこうかと思う。家から五分歩くと哲学の道に出る。上の写真は、その途中で出会った小さい人々。その日の散歩コースは南禅寺の近くの赤レンガの水道橋まで。 南禅寺の塔頭の…

久しぶりの更新ごめんくださいませ。 七月の頭から日本国内に、今週からは京都に新たに見つけたアパルトマン(!)でうごうごしています。ヤドカリ状態が長く続いたのと、未だに部屋にインターネットが通じていないので本日は付属図書館より更新。よい子のみ…

遊び過ぎかパリの腐った天気の所為か、耳鼻ランニング咽喉バーニングなので、今日はゆったり。必要なもの必要でないものを取り分ける。案外と昔大事に抱えて持ってきたものが、もう必要ないような気分になってきたりもする。本や資料は必要ないと思っても取…

モロッコのホテルでの朝食。基本的にはフランス風の甘いラインナップで、生搾りオレンジジュースにミルクコーヒー、ジャムや蜂蜜とバターとパン、それにオリーヴの油漬けが付く。フェズで泊まった宿では目玉焼きが加わる豪華版だった。パンは、クスクスの粉…

なんでか今週に人と会う用事が集中ー!帰国前だから当たり前…というほど普段から社交的ではないのにありがたいことです。美味しいものも食べられるしね。 ところで、本が結構(といっても学者卵仲間の中では少ない方だと思うが)増えてしまい、ヤマトを使っ…

やはり予告通りには書くと思っては甘いのである…というわけでもなければ、三週間に一度は予定を変更することによって自分の自由意志を再確認しなきゃならぬ持病持ちというわけでもないのだが(内心そうなんじゃないかと我がことながら疑ってはいるのだが)、…

猿の指の渓谷の宿で一泊。次の日はいよいよ砂漠へ向かう。 午前中は、ベルベル人(内陸の先住民族)のガイドによる砂漠地域の農業見学。アルファルファ、ヤシ、小麦、とうきび、イモ、オリーヴなど。 ユダヤ人が9世紀ごろに作った村に、今はベルベル人が住み…

前後しますが、再びモロッコ旅行の写真をばしばし載せ始めようと思います。 今回はパリ〜マラケシュの飛行機を使ったのだが、マラケシュで一晩過ごした後は、砂漠まで行ける内陸ツアーに参加した。Sahara Expeditionというところで、二泊三日の交通費と宿代…

アルプス湖畔の町、アヌシーの朝。靄がかかってファンタスティック。ここで一週間アニメーション映画祭が開催中です。 おまけ。昨夜22時過ぎより、湖岸の大スクリーンで『時をかける少女』が上演されていました。棒読み吹き替えが聞きにくい…!

一週間弱のモロッコの旅より帰還して、再びパリの空の下でのうのうとしています。アラブの金銭感覚と猛暑の中の長時間の車移動(in 1981年購入のベンツ)、大衆浴場の逞しい女たちなど、色々ショックだったようで、ちょっと知恵熱気味なので、詳細はまた。一…