近頃は、「趣味は暖まることです」っていいたいくらいに暖かく過ごすことに神経を使ってる。貼るカイロは背中かお腹か?スカートとずぼんとどちらが暖かいか??私の結論は、貼るカイロは背中、というかジーンズでベルトする辺りなので腰。スカートとずぼんは、結局ウールスカートの下にタイツでブーツとタイツの間にレッグウォーマーを仕込むと「足が冷える」という不安を脳内から一掃出来ることが判明した。もちろん研究室では膝かけが必須だ。
 さらに、もこもこ毛糸のぱんつと腹巻の一体化した製品に手を出すに及んで、京都の冬と和解出来そうな気がしてきたこのごろ。毛糸のぱんつはまったくもって素晴らしい。このハラ巻きを私が研究室中の女史たちに薦めてまわっていないのは、タダ意図せずしてセクハラ・アカハラをするの愚を避けんとすればなりけり。
 そんな訳で、今年二月のパリ程ではないものの、京都は相変わらず寒いのだが、この季節はやはり好きなのだ。キンキンに空気の冷えて澄んだ朝、雪が並行どころか上に向かって舞う様な強風の夕方、自分がこんな日に生まれたに違いないと思ってしまうくらいに。そしてちゃくちゃくと仕事が容赦なく締め切られていく感じもせわしないけどクライマックスっぽくて素敵。今日はいつも大好き鶏肉のトマト煮。白ワインが無かったので、隠し味はカレー粉とちょっぴりのウスターソースで、スパイシーに。いつかインド料理やで食べたトマトスープが衝撃的に美味しかった時以来、ちょくちょくトマトスープをカレー粉でホットにしてしまう。
 本日の最終段落は少し暖かいところへ、パリで出会った友人で、沖縄を拠点に活躍しているピアニスト新崎洋実さん(名前出すべきとこだと思っていざだすとちょっと照れる…)のページをご紹介しましょう→(ヒロミゴト)。こんな凄いヒトを相手に私ときたら酔っぱらってちゃらんぽらんになってたり餃子の名店を居酒屋使いしたり実験的に兎を煮てみたりとしてたと考えるとまあ色々びっくりなのだが、そんなこともあるからパリとか行ってみるもんです。来週月曜にリサイタルを控えているそう→(ヒロミゴト: ピアノリサイタル)。私は残念ながら沖縄には行けないけれど、お近くの方は是非。