前後しますが、再びモロッコ旅行の写真をばしばし載せ始めようと思います。

 今回はパリ〜マラケシュの飛行機を使ったのだが、マラケシュで一晩過ごした後は、砂漠まで行ける内陸ツアーに参加した。Sahara Expeditionというところで、二泊三日の交通費と宿代を合わせて一万円弱。集まったのは八人、ワゴン車に乗って内陸へと出かける。

 一日目のハイライトのひとつ。Ouarzazateという村。赤土に色とりどりの布が映える。丁度昼時でかなり気温も上がっているし、土も家も赤いのが非常に喉が渇く感じがするので、鮮やかな色が見えるとそれだけでなんだか嬉しい。

 川を渡ると小高い丘に赤土を塗り固めた家々がぎっしり。『アラビアのロレンス』『グラディエーター』等、多くの映画の舞台に使われたそう。


 家には結構人が住んでいて、雑貨を売っていたり、ヤギやヒツジ、ロバを飼育している場所も。ところどころ、飼料用に紫の花のついたアルファルファが乾燥させてあった。



 次はまた違う場所だが、この宮殿も映画の舞台になったそう。整備された道路と妙に豪華な街灯は、ハリウッドマネーかーっと思うとなんだか納得がいったりね。昼を過ぎてからはワゴン車の車内も気温がかなり上がって、旅の仲間たちも消耗気味だ。凄く汗をかくのだが一瞬で渇いて行くもので、あの手この手で水分補給。

 夕方に寄った、「サルの指」という名のついた渓谷。溶岩??だったのかなあ、確かに指のような不思議な形の赤い岩が重なりあっている。