前々から焦がれてやっと訪れたというわけではないのに、ずっとここに来たかったような気がしてしまう場所。生きている間にじかに見られて本当に幸運だったという気持ちと、この一生はもうあの場所へは行かなくていいことへの安心感と(!!)。 誂えたように丁…

ちょっと遠くへ行ってまいります。何か連絡事項がございましたらパソコンメールかテレパシーで♪

先日、二度目の四国に行ってきた。 徳島県は鳴門、大塚国際美術館、という実物大の陶板複製で恐ろしい数の西洋絵画が集まった美術館での国際学会に傍聴参加。この学会はとても面白かったー!のに加えて、美術館が思いのほか、なかなか凄いのでいろんな人にお…

連休中、ちょうどよく晴れた本日は東京から訪れた友とお散歩観光に参りました。 何しろ空が青いので。 こんなにすかんとした、めでたげな色合い、滅多にない。 実は後半は銀閣寺の中でありました。相変わらずの計算しつくされたテーマパーク。歩くだけで目が…

ご無沙汰してます!北海道での引き籠りの三週間を終えて帰って、京都でうごうごしております。旭川の友人たちよ、連絡もせず引き籠ってて申し訳ない。今度また遊んでください。 ところで、胡散臭いタイトルを付けたのは、関西空港と京都の交通事情について一…

日本にもこれほど美しい場所があったのかと驚いた夏の一日。どれだけ感度を上げてもひたすら心地よく飽くことがない。全身の皮膚を浸してその細胞の一つ一つを染めかえてしまえたら、と跳ねて歩いた。

モロッコのホテルでの朝食。基本的にはフランス風の甘いラインナップで、生搾りオレンジジュースにミルクコーヒー、ジャムや蜂蜜とバターとパン、それにオリーヴの油漬けが付く。フェズで泊まった宿では目玉焼きが加わる豪華版だった。パンは、クスクスの粉…

なんでか今週に人と会う用事が集中ー!帰国前だから当たり前…というほど普段から社交的ではないのにありがたいことです。美味しいものも食べられるしね。 ところで、本が結構(といっても学者卵仲間の中では少ない方だと思うが)増えてしまい、ヤマトを使っ…

猿の指の渓谷の宿で一泊。次の日はいよいよ砂漠へ向かう。 午前中は、ベルベル人(内陸の先住民族)のガイドによる砂漠地域の農業見学。アルファルファ、ヤシ、小麦、とうきび、イモ、オリーヴなど。 ユダヤ人が9世紀ごろに作った村に、今はベルベル人が住み…

前後しますが、再びモロッコ旅行の写真をばしばし載せ始めようと思います。 今回はパリ〜マラケシュの飛行機を使ったのだが、マラケシュで一晩過ごした後は、砂漠まで行ける内陸ツアーに参加した。Sahara Expeditionというところで、二泊三日の交通費と宿代…

アルプス湖畔の町、アヌシーの朝。靄がかかってファンタスティック。ここで一週間アニメーション映画祭が開催中です。 おまけ。昨夜22時過ぎより、湖岸の大スクリーンで『時をかける少女』が上演されていました。棒読み吹き替えが聞きにくい…!

一週間弱のモロッコの旅より帰還して、再びパリの空の下でのうのうとしています。アラブの金銭感覚と猛暑の中の長時間の車移動(in 1981年購入のベンツ)、大衆浴場の逞しい女たちなど、色々ショックだったようで、ちょっと知恵熱気味なので、詳細はまた。一…

比喩じゃなく、本当にバルセロナのモザイクばかり貼ってみよう!全部ガウディ。 これはお洒落大通りパサージ・ディ・グラシアのタイル。濡れると模様が浮かび上がる。 この辺りは主にグエル公園。エウゼビ・グエル氏はガウディの才能に惚れ込んで次々に注文…

さて、バルセロナ。目当てのドラクロワの回顧展についてのレビューは勿論やりたいし、石を投げれば当たる勢いでガウディに出くわして随分と彼の印象も変わったのでそれについても書きたいし、ドミトリーで一緒になった韓国の女の子二人組に恵んでもらった化…

昨日深夜に三月末日までの仕事を一応あげて、今日はゆっくり寝て掃除、日用品買い物など。先ほど久々にお家とスカイプなどしてみた。以前は母上が30分だったのだけど、ここのところ小さい妹君がよくしゃべるので時間が倍に。常に愛すべき妹ではあるんだけど…

今日は、午前はパンテオン近く、モザイク画に囲まれた空間に中庭から光が降り注ぐお気に入りの図書館、午後はルーヴルの資料室で作業。朝は頼んでおいた資料で、19世紀前半なので十分「最近」のものとはいえ、大判フォリオのリトグラフ集で蔵書票なども付い…

どこでしょう??などと言っておいて更新が滞ったのはまったく情けないことだが、実は二月中旬に寒波のパリを抜け出し、シチリアを旅行したときの写真でありました。 ライアンエアというヨーロッパの人にはおなじみのとおーっても安い飛行機で片道二時間半、…

ここはどこでしょう? こちらはまた違う町。

ちょっと明日から四日ばかり遠くへ行ってきます。メールは見ます。

それでは、珍しく予告通りに種明かし! 冬の陽光を受けてこぼれるような色。ほとんど壁の存在を忘れさせるほどの存在感を放つ赤と青の濃密な色調のステンドグラスはパリではここだけ!シテ島のサント・シャペルです。 財政難に苦しむ東方のキリスト教国ビザ…

さっき図書館の廊下でしゃべってたら、「も〜全然進まなくてサイアク!今日は金曜夜なのに、金曜夜よ?なのに私は家でも続き書かなきゃ〜」みたいなことを愚痴られ、うーん、そういえば今日は金曜だったなー、と気付く。一応週末の夜なのだから本来死守する…

2012年が皆さまにとって平和で実り多い一年でありますように!今年もどうぞよろしくお願いいたします。 例年通り西暦に一日遅れて自分の一年も明け、美味しいチョコレートなど頂きながら今年の抱負などを考えておりました。具体的には書かないけど、結局のと…

年末のヴァカンスに四日間、シャモニーに行ってきました!七時にパリを出て新幹線とローカル線を乗り継ぎ、着いたのは一時過ぎ。標高が上がっていくうちに周りはすっかり雪景色に。 目的はスキー!なのだけれど、初日は様子見でシャモニーの街歩き。フランス…

さてさて、近郊線で若干一時間でメッスから向かったのはナンシー。 旧市街中心にあるスタニスラス広場近くに宿を取った。夜は冷え込むけど人が出ている。広場から出る道には金属製の格子の門。金色を利かせたあくまで華やかなロココ様式は、白い石で統一され…

週末、日本に帰ってしまう友達とメッス&ナンシーを探検して来ました。まずは去年オープンしたばかりのポンピドゥーセンター分館。メッスの駅裏の郊外色満載のところにいきなり登場するキノコのような白い屋根。 晴れると空の色によく映える。実際は箱のよう…

本気で帰ってくるまでお休みするつもりはなかったんですが、お休みしちゃいました。写真は欧州から日本への帰りみち、スカンジナヴィア航空にてコペンハーゲン上空。 外国にいると自分が吹けば飛ぶような存在であることがひしひしと感じられるもので、その自…

もう九月、しかも三日にもなってしまったって一体どういうことでしょう!というわけで、大聖堂シリーズ再びです。ここがどこかは後でのお楽しみ…といってもファサードまででちゃったらもうわかるかな??

ここはどこでしょう?? ロンドン、ハイドパーク。この写真を撮った直後、この椅子は有料だと言って追い出される。ロンドンなのに素晴らしく晴れた日。 ほど近くに、ウォレス・コレクションの国立美術館。国立ゆえ、無料。 この中にはかようによろしげなカフ…

昨日、聖母被昇天の祝日の午後、Shakespeare&Co.の隣の広場、薔薇が鮮やかなので。 さて、明日からロンドンである。5時半に家をでて7時の列車に乗るんだけど、絶賛荷造り中である。にもかかわらずここにこれ書いてるってこれいかに? とさすがに70分後、荷造…

アゴタ・クリストフの続きを書くと期待しては甘いのである。ここのところ写真がなくてさみしいので、過去の写真など。これはマールブルグというドイツの街の丘の上の城でとったもの。去年の10月。 そして、先週日曜にツール・ド・フランスの最終日をかるーく…