ひさーしぶりに全く手のかかっていない料理をさも御馳走のように紹介してみよう。
 今日は午前中背中が痛くて体調がいまいちだったので引き籠り。折よく、船便で実家に送っていた冬物などを母上に再パッキングしてもらったのが到着したので、部屋を片付けながら整理していると、中から手製のカステラが…!カステラをデザートにするため、山田製パンで白パンを買い、フレスコでみつけた珍しく元気のいいレタスと祖父の作った豚もも肉の燻製とチーズを溢れんばかりに挟んでお昼にした。

 あ〜硬めのパンに沢山の具のサンドイッチって幸せ!帰国してからはコンビニサンドの死にそうなパンやパン屋の腹四分目なのに300円超のブルジョワ価格を敬遠してランチは専らご飯ものだったけど、自分で作ればいいんだった♪

 こちらは、ご存知カンカンパスタ、別名見習い娼婦パスタ。前者はツナ缶とトマト缶を使うからの命名。見習い娼婦とは穏やかではないが、これはプッタネスカ(娼婦風)という名作のパスタソースがありまして、オリーヴとかアンチョビとかケッパーとかタカノツメとか黒コショウとか色々と刺激的で複雑な味わいの物をごたごた入れたトマトソースパスタなのだが、それをほんのちょっと意識しているわけ。ここではオリーヴオイルとニンニク(あんまり表に出てきて欲しくないので包丁で潰すのみ)にトマト缶半分、ツナ缶半分を投入して混ぜながら煮詰め、折をみて鷹の爪、最後に黒コショウをがりがり挽く。ソースがこのようにまな板もいらないくらい簡単だから帰ってから20分で食卓につける!!そしてシチリアに行ってから私めっぽう太めの麺に弱いのですわ。