『once ダブリンの街角で』という邦題の、アイルランドはダブリンを舞台に。最近寄りにも寄ったインテリじみた集まりで穿った作品ばかり観ていたけど、映画っていいなーって、私はこういうのを観て言いたい。そういう考え方さえ、この作品にきっと毒されているけれど、毒されるのもいいものだ。love is simply being able to say that the person that you love is worth a broken heart... ってYoutubeのコメント欄に書いた人はそんな気分だったと思う。

 もちろんご都合主義だけれど、それだけ大事なものがしっかり守られていて、歌聴いて一緒に歌ってると涙出てくる。
 ちょっと心が折れそうになったときに是非観て、ラストまでしっかり観てほしい。ひとを大切にするって簡単じゃないけどそれ自体が自分にとって本当に幸せなことだと感じられる。