近頃、絵を観るのが前より楽しくなってきた。多分、その楽しさを逃さないために言葉にするのだ。カメラを向けてはじめて、正午と午後三時の空気の色があれほどまでに違うことを知った。だが、その違いはレンズを覗かない人とも共有しうるはずである。
 以上、原稿書き始め宣言。しばらく地を這うので、始めは敢えてポジティヴに。