やらなかんこと山積みなのに、ほんわかした気分でいまいち危機感が無い。
 フランス語の批評を読んでいると、青、赤などの色彩のcrudite(最後アクサンテギュ)が気になる、という表現に出会い、私は、煮込み足りないポトフの鍋の中の人参やらセロリ、あるいは牛肉なんてのを想像する。
 はた迷惑な余裕の原因はおそらく紅茶。マリアージュ・フレールの『旅人のお茶』という。コーヒーは必需/消耗/日常品だから安いのしか買えないけど、紅茶は嗜好品なのでちょっと気を使って選ぶ。砂糖は入らない。