Lust Caution(http://www.lustcaution-lefilm.com/)観てきました。香港大学の学生が、日本軍占領下の上海で、日本軍に協力して対抗勢力を取り締まり甘い汁を吸っている男を狙う。身辺に忍び込んで隙を作る役目で愛人になっちゃうのがヒロイン。身体使った心理戦というとそのままだけど、凄まじくて説得力あって面白かった。戦時下の上海香港で甘い汁吸ってらしたご婦人方や超優秀で金持ちと思われる大学生のお召し物なんかも素敵で。やっぱりチャイナ服はニノウデ命ですわね。時代背景とか陰謀の全体像とかは深入りできず。中国語音声フランス語字幕でまくし立てられるのが、あんなにきついとは。登場人物の名前がまるで覚えられない。いっその事吹き替えで観るのもありかも。終了後、例のボッティチェリの女神様に似たポロネーズの友達は、権力持った中年男のセクシーさについて力説していた。