八ヶ月ぶりに友達と、今度はヨーロッパ南方で再開して、りんご酒*1で乾杯した。壁にぶつかったり思い通りに運ばなかったりすると、つい「これオイシイかも」と思ってしまうメンタリティは、まず間違いなく京都で身に着けてしまったものだ。これで悪意に満ちた世の中を笑いを武器に駆け抜けられる。(人に話すネタにするには修行が必要だけど考え方が何より自分に効き目あり)。恋人でもないドイツ人とドイツのハイウェイで道間違え壮絶な痴話喧嘩を繰り広げ一方的に怒鳴り散らされるオハナシなど等、八か月分の抜粋を笑い飛ばしながら、まだ本物には勝てないわなんて思ったりする*2。こういうエスプリの端くれ、傍にいると何かとお役立ちと思いますが如何?

 上は電車で二時間の、ルピュイ。街の中に忽然と岩が立ってその上に教会があるというシュールな街。
 「可能世界」の話をしていて、昔授業で発表した短編SFを思い出した。ラファティが読みたい。この大それた名前の男の破天荒話。

*1:どちらかというとフランスの北の名物だけど

*2:もちろん真面目な話もするのですよ