昨日嘘つくの忘れてた!!
 ダニエル・クレイグ版007前作『カジノ・ロワイヤル』をDVDで。
 このひとの女の子をみる時の、なんだか可愛くて仕方がないという感じのくしゃっとした笑顔はとてもいい。さらに、もう打ち負かしたも同然の敵を見据える冴え冴えとした顔付きにこの笑顔の片鱗が混ざるのは一層素敵。『慰めの報酬』でツボにはまってしまった、どことなくコミカルなはっちゃけっぷりがすでに垣間見えたし、飛行機チェイスがない代わりにヴェネツィアのお屋敷が沈むところが見られた。観る順番が逆だけど、敵の内部組織の構造など割とどうでもよくなってしまうのでいいような気がする。それから、こういうものを見ると、携帯電話というのもなかなかお洒落格好よく機能的なアイテムなのかもしれないな、などと思います。