花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春をみせばや 北海道では三月末に雪間の草しかなかったし、それが春だった。京都の春はあまりに緩慢すぎる。たゆたう時の滑らかさにだまされて、ついなにかを待ってしまう。花咲いてるのに花を待ち、人といても人を待つ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。