旭川にいる間、毎度のことだが友人達に遊んでもらった。一年前と違って、仕事を持ち、自分の車で大胆に雪道を行く彼女らと話すと、取り残されたような、京大にいてはなかなか気付かない焦燥感を味わう。この感覚は、居心地のよいものではない。でも持っているべきだと思う。だからこそ自分は許されていることを思う存分やればいい。この世界の不思議をゆっくりとかみ締め、気の済むまで調べ、考え、挙句の果てには発表したってよいというのだから。
 覚悟してあそべ、2007年の私。