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ほーこれが所謂二日酔いという奴ね。
と思うのが今年に入って軽く三回目くらいになるだろうか。立派な駄目人間になれそうだ。人間の体重の約70%が水分と聞いた覚えがあるが、今朝は本当に自分の体が水を一杯汲んだバケツになっているのを実感した。少し動くと、中の水が少し遅れてちゃぽーん、とついてきて、行き過ぎてちゃぽーん、と戻って、エネルギーが収まるまでいちいちちゃぽーんちゃぽーんやっているのだからたまらない。起き上がってちゃぽーん(×6回くらい)、立ち上がってちゃぽーん(×6)、珈琲を淹れるなどという高度な動作になると、ちゃぽーん同士がぶつかり合うことによって新たなちゃぽーんが発生し、複雑怪奇なるちゃぽーんの渦が議論で弱った脳を苛む。古の酒仙達が二日酔いの朝に、遠心力でちゃぽーんを固定せんと、イスラム神秘主義のスーフィーのごとくその場でくるくると回ったという故事もあながち嘘ではあるまい。
まあ、故事っつっても今朝考え付いたのですけど。
見つけて、読みたい本。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04/13
- メディア: 単行本
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