学校でつらつら勉強しながら、そういえば今晴れてるわっと気づき、C'est maintenant ou jamais!!*1と、無印良品で棚を買ってきた。奥行き41センチ高さ120センチのスチール棚用外枠一組と、37×29×109センチのカラーボックス。それから後輩について左京区図書館で少し鮮度の落ちたエンターテイメント本を漁り、研究室に戻ったら、妹が熱を出したというので、お弁当やら氷やら届けた。彼女も、体調を崩すには今しかないって一瞬に合わせて風邪を引いたようで「凄いでしょ」といってて、それは全くその通りだが、折角凄いなら熱など出さないで頂きたい。
 今日は『女は女である』。観てそうなものだけど初めて。映画なら、効果的にお金を使って完成された世界に連れて行ってくれなきゃ、と思いつつも、やっぱりこの感じは好き。ふざけて入れたようなカットが沢山だし色々破たんしてるしストーリーもあってないようなものだし状況はありがちだし、でも職業設定は微妙に非凡だし。とこの辺をごちゃごちゃいうと、だからわかってないなあといわれそうなので嫌なのだけど、何はさておきお団子頭で赤いカーディガンを前後逆にして着まわしちゃう舌足らずなヒロインが可愛い。80分アンナ・カリーナの顔を見た後鏡をみたら、映った顔があんまり平坦でつまらないのでがっかりして涙出そうになった。

女は女である HDリマスター版 [DVD]

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 そんで、こんなのを観ておいて、私ときたら三条のBALの無印から先述の120センチかけるなんだかの包みを自分で持って帰ってきてしまうのである。何キロあったか知らないが、無印のお兄さんは、私が片手でもって怪訝そうな顔をしたので若干心配しこそすれ、自転車で持って帰るから包みの強度が不安だったのだとは思いもよるまい。60年代の女優の妖艶ではないけどコミカルなコケットリーに何も学ばなかったわけでもないのだろうけど、顔がつまらないので仕方がないと思ったのかもしれない。

*1:今しないでいつやる!?フランスでは進研ゼミのキャッチフレーズというよりは全学連の団結&闘争の煽り文句のような感じでなじみ深い。要は逃避のいい言い訳を見つけたのだ。