君に届け 1 (マーガレットコミックス)
 東京で月始めに腑抜けてた時、11巻まで一ぺんに妹に読ませてもらったもの。『耳をすませば』的にとてもハッピーな鬱状態になっちゃったり出来る。脇を固める女性陣(特に矢野ちんとかくるみちゃん)が陰影があって素敵に造られていると思う。恋愛少女マンガには珍しく、ヒーローが終始一貫してヒロインにラヴラヴで(だから物語の動力は別のところにある)、この男の子はなかなかに可愛いのだが、なんというか裏表のないまっすぐな好意っていうのはちょっと怖いなあと思ってしまう。ちょっとした誤解でキレまくったりしそうよ。
 それにしても、北海道の高校生ってほんっと可愛いなあ。私もちゃんと可愛い高校生やればよかった。いきものがかり聞くと光景が重なる。