さて、一昨日猛烈なストのなかパリにたどりつき、昨日の昼過ぎまでかけてなんとか部屋を整え、二人の年頃の女の子がなんとか暮らせるようになったところで、昨晩ルーヴルの一年カードを作り、今日は図書館カードを更新したあと、少しのんびり。
 今日夕方は郊外からやってきたお茶の先輩と、モンブラン発祥の店のモンブランを食べる企画を行いました。@アンジェリーナ、リヴォリ通りの行列の店。
 バニラの香り高いメレンゲ、限りなく軽いがコクのあるホイップクリーム(シャンティーといいます)を、重量感のあるマロンクリームがぽってりと包む。シンプルだけど、組み合わせの妙でとても美味しい。ただし、どこまでも甘いので覚悟がいる。高級店なのに、本当に、繊細で美味しいだけでなく、甘くてでかい。幸せ。店内は擬ロココ調とも言いましょうか。象牙色の地に軽やかな金の装飾、鏡に風景画。めっちゃ観光地だけど、記念日と思しきフランス人カップルなんかもいて、店員は概ねとても感じがいいです。

 おまけ。左は、今夜のバスティーユ広場。オペラ付近に武装した警官隊と護送車、騒がしい若者たち。デモらしく、しかも運動家のうち捕まった人がいるとかで大変なものものしさ。警察かっこいー!そして右は我が家付近の、ビルディング。夜の間に誰かが「だるまおとし」をやろうとして失敗したんだな。