さてさて、パリ中を駆け回りつつ引きこもり研究中の身ではあるが、街は昨日からバーゲンである。春のジャケットでもいいくらいの陽気続きだから、もこもこしたものの売れ行きが心配なところだ。ところでバーゲンと言えば気になるのは、フランスのランジェリー売り場における男性含有率の問題(過去記事みずやそら)。
 さて、「あの現象」は、オーヴェルニュ限定なのか?それともパリでも観察されるのか??気になる人はおそらく皆無と存じ上げるし、自分でもあんなことを書いていたことを覚えているくらいならもっと覚えておくべきことがたくさんあっただろうに…とショック受けてるけど、まあいい。
 昨日のボンマルシェはパリジェンヌ率は高そうだったが、いまいち盛り上がりに欠けたので、今日はリヴォリ通りのエタムで!取りあえず地上三階分女子の洋服ががさがさと置いてあり、その上にさらにもう少し上等なお店が入っていて、地下がランジェリーとパジャマ。私も「15ユーロでとても可愛いワンピースがほしい」とかさすがに無理なことを考えながら地上三階を制覇したところ、さすがに平日夕方なので、観光客でなければ女性の一人客や二人組みたいなのが多い。まれに男連れもいるけど、これは今日は観察には向かないのかしらーーと後悔しながら下へ。
 ところが、地下のランジェリー売り場に降りた途端、なんか男がおる!そして多い!!!四分の一ぐらいが男性なんじゃなかろうか。
 そして、主に彼女についてきてると思われ(あるいは忠実な男友達として助言してあげてる可能性もあるのかな)、彼らはレジまで彼女をエスコートしているが、やはり、「明らかに連れなしの男性一人客」も、ちゃんと要所要所に配されてるのである!それがまた「こんな素敵な人が見てたらちょっと大胆なカットに挑戦してみようかしら」みたいな気分になるような(そういう気分になるのか?そもそも)感じの上質な男子ではないわけです(失礼)。これは観察より、インタヴューか何か、ちょっと突っ込んだ調査が必要かもしれません…。