昨日は嵐山を散歩した。人は多いけれど、少し盛りの過ぎた紅葉はまたよそ行きでない感じが好ましく、みんなして自分のカメラのレンズばっかり見てる様子も愉しい。
 見渡せば花ももみじもなかりけり、仲間と跳ねる亀山公園。

 コロッケ、善哉、チャンジャ巻、マッコリ、春雨、キムチ、カルビスープ、チヂミ、他、胃袋に吸収。
 今日は研究室で、授業で一緒だったことのあるご婦人から狂言のチケットを頂き、(本当は、研究室で誰か欲しい人に、ということだったけれど図々しくそのままカバンへ)観世会館へひとり赴く。市民狂言とやら、茂山流、というのか。実は二時間しか寝てなかったりして、「贅沢な昼寝」を決め込むつもりだったのだが、いかんせん、面白くて目が離せない。言葉と声の単純な響きの楽しさ、反復と下克上の、シンプルでからっとした、でも計算された笑い。定位置と制限された動きが空間を広げていく。役者が、近い。えいやぉ〜、なかなか。
 知らず知らず、グランドフィナーレな日々。なんのこっちゃ。