金曜日は研究室の予餞会だった。西洋美術専攻で学芸員や研究者として活躍されている先輩方と先生とのお話を聞きながらお酒を飲めたのは貴重だった。ヨーロッパの研究者とか、本とか、私にはさっぱりぴんとこない専門の話で楽しそうに毒舌を交し合うのをみて、なんとなく悔しい。差しあたってあと2年、ここにいるとして、どこまで追いつくことができるだろう。