ー闇は滅びぬ。何度でも甦る。day is as black as night
 がんにしくどく、びょうどうせいいっさい。昨夜、丸太町の地底に宇宙的民族の結集せんとするを聴き、闇の会は知己を得た。トマトは河を流れ、中米の金色のビールが泡で埋もれていく。チョコレートの香りのパイプの香りの香を聞く。こうげんぎいぎい。巻紙三巻、ネス湖のほとり。年齢国籍性別未詳のまま木魚。ランプの笠のかんむりに赤青緑の炸裂。思えば吹いていた笛が黒鉄パイプの突っ張り棒。space!space!space!同朋壷だ威信、御宇治用安楽っこく。ありがたや、いや、なまえはあみだぶつ。

 今日は少しはまともに、地上にでてもまだまだ暗い夜の東山花灯路の散歩。祇園から、工事のため高校の学祭クラス展示風にされてしまっている八坂神社を抜けて、円山公園の枝垂桜の枝ぶりとライティングに感嘆し、石塀小路に嘆息し、ニ年坂三寧坂に息切れして清水寺の舞台から京都の夜景に別れを告げる企画である。タイヤキがあれば言うことなかったのだが、私まで京都を離れて生きていけるかとか、詰まらない大人にならずに詰まらない世の中で生き延びるなんてことが可能かとか、早咲きの桜に物思っておりましたことよ。
 闇の一族らしく夜は暗躍している。昼間は、上原ひろみトムとジェリーを聴きながら完全にジェリーに感情移入。