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昨日は一日フル稼働していたので、今日はのんびり。とはいっても、明日投函したい資料が出来上がっていない。冬物も仕舞いたい。日常にもどってしばらくは決まってばたばたするのだ。
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- 作者: ダニエルペナック,Daniel Pennac,中条省平
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この小説はミステリではないし、以上のような話も出てこない。ただ、最後まで来たときに、物語を語るという行為の孕む恐ろしさに衝撃を受ける。もっとも、大戦前イギリスの地方の上流家庭の屋敷とか、モスリンのドレス、ケンブリッジから帰ってきた元フラッパーとその憧れの兄の夕べのテラスでのカクテルとか、道具立てはあくまで瀟洒。最初はね。