雲の影もない澄んだ空が群青に変わっていくのを見ながら坂を登っていたら、突如として月!明るすぎ大きすぎ「隈なき」過ぎて現実離れしてるのを笑いそうになって、でも周りの空の碧がかった透明なあおいろの美しいこと。azur(紺碧)の青、ラピスラズリ色が好きだと言ったひとを思い出す。あなたもこの月をみている?
 このブログもそろそろ一周年になるはず(と思って見ると26日だ、日本だったら丁度だね)。名前もこの季節のこの空から頂いたものだ。一年。まわりの環境は様変わりしている。ここで私は、じきにオリオン座を見てはっとして、相変わらず焦っていて相変わらずひとりで相変わらず好きなことしてるのにしみじみとしたりするんだろうか。なにも変えられないかもしれないし、悪い方向へばかり変わらないとも限らない。でも嘘は吐くまい。この世の不思議をこの目で見られる幸せをかみ締めよう。ねえ、お月様。