写真はリヨンの旧市街で出会った紅葉、と窓辺に犬の置物が見えるでしょうか。この犬はパリでもよく見た。
 フランスでは、北のほうでは玉ねぎ、南のほうでは大蒜、西のほうではエシャロットをよく使うと聞いて、ここがどこに当たるのかいまいち分からなかったけどエシャロットに挑戦してみる。西といえば来週にはちょっとしたイベントも控えてることだしね。香りが野生的で歯応えがあって、切り方にもよるけど火を通してもしゃきしゃき。概してフランスの野菜は素晴らしい。(私の買い物の仕方を見た人は家族もちのベジタリアンだと思うかも。)葱系でもう一つ加えると、ポワロー葱!下北葱(だたっけ、あの白いところが長くてぶっといやつだ)をコンソメとかクリームスープでゆーっくり煮込んだやつとか好きならうっとりしてしまうはず。煮込むのに長けた人たちなので、外で野菜をいただくときも、「煮込みに煮込むべき」ものを頼むと美味しく楽しめる。万が一付け合せにほうれん草とかインゲンのゆでたのが来てしまったら、違う料理だと考える。期待とは違っても不味くはない。と思ったけど、くたくたに煮込んだ料理全般への私の偏愛故かもしれません。
 折角ネットの機嫌がいいのに野菜話になってしまった。しかも語りきれてないから近々第二弾を調理例付で始めかねない勢いだ。本の話とか授業のこととか書こうと思ってたんだがな、なかなか。今日はお誕生日の子がいるらしいのでチョコレートを持って訪ねてきます。