これはカウンセラーのお宅にあったドイツのクリスマス飾り。四本の赤いろうそくと四つの赤いりんごがもみの木の冠に飾られている。クリスマスの四週間前の日曜日から順番に火を増やしていく習慣だそうだ。直前には長さの違う四本のろうそくに火が灯る。アドヴェントカレンダーみたいね。素敵。
 昨日ドイツ語ドイツ文化研究室のクリスマスパーティーに縁あって紛れ込んだ。ドイツの伝統的なお菓子をつまみ、コーラスや小話(ババリア方言だそうで内容はさっぱり分からない、みんな笑ってるのが不思議。)を聴く。そして忘れちゃいけないヴァンショー(温かいワイン)。鍋でワインを熱して、専用のスパイスやハーブの入ったティーバックを5〜6個放り込み、大量の砂糖を流し込んで、ワインにしてみれば踏んだり蹴ったりだが、これがお腹の底からふわーっと暖かくなる幸せな飲み物なのだ。この特別な感じは甘酒に近いかも。
 それにしても、ここにいるうちに、この、「あまり関係のない集まりにのこのこ出かけていって美味しいものをいただきつつ何となく馴染んじゃう」感じ、しっかりモノに出来たら結構お値打ちじゃないかと思うんだけど。