一週間パリにて資料アサリ中、今日から友達のところに滞在で日本語ネットが出来るので途中経過を。
 国立図書館Bnfと、国立美術史研究所INHA図書館の年間カード獲得!どっちも中に入ってから二三回迷って別の窓口で哀れみを含んだ素敵な笑顔で教えてもらった。Bnfで係のおにいさんに「これ県名はなんていうの?」と聞かれたりしたけど*1、めげずに頑張ってやたら静かで綺麗なとこで重厚な装丁の本にうっとりとする。打ちっぱなしコンクリと、シンプルな木の椅子・書棚、広い面のガラスに赤絨毯で、最先端クールな感じと学問してます的な重厚さのバランスを取ってみた感じ、中にいると非常に虚栄心が満足します。
 INHAの図書館は、古くて、大英博物館のあれみたいにぐるっと書棚が楕円形のホールの内面を取り囲んでいる。机いくつかごとに緑色のきのこのレトロなランプのついた、イブシ銀な木の机。
 あーやっぱりいいなーパリいーなー♪
 研究とかいいわってよく思うけど、こういうところに度々来られるなら悪くないなー。なんて、私という人間はあくまで形から入るのだけど。

*1:滞在許可証を見せたときにである。北海道育ちで京都の大学にいるとこの種の屈辱にはあまりあったことがない