BnFのリファレンスサービスは凄い。ネット上で、「司書が質問に答えます」コーナーがあって、昨日の深夜に質問フォームを送ったらさっきもう回答がメールで届いていた。しかも網羅的で丁寧な。もっと早くから使っておくんだったわ。皆さん有能だし仕事のシステムもちゃんとしてるんだろう。電子図書館ガリカのテキスト化といい、想像を超えて便利になっていくなあー。(この電子化作業にはかなり研修生が便利に使われてそうな匂いがするけど。現代の写字生、だったっけ?どんな所で働いているんだろう…)個人的には版画部門のアナログさも捨てがたいですが。いちいち人に説明しなきゃいけないし、その相手の機嫌とか私への印象によってその日の作業効率が大いに左右されたりするのが、とても古きよきおフランスと申しましょうか。
 明日から、懲りずにFondation du Patrimoineという、企業の協賛で国が面倒見切れない文化財を保護する財団に潜入します。今度は研修半分アルバイト半分。これは美術館で、ディレクターが外の人と次の展覧会のお話で面会するとかいうのでついていったら、「次うちに来ない?」みたいに言われて、行って見ることにしたのだ。多少本来の目的と離れる気もするけど(でも本来の目的ってなによ?)、お誘いがあれば馬鹿正直に受けてたつという基本姿勢でおります。さて、何が起こるかはこれからのお楽しみ。