通学路に造形芸術大学の陶芸とか立体系の建物がある。以前から、夜中に外で坐禅を組む若者やらカップ焼きそばを食する小集団がいて芸大らしさを醸していたが、最近は、なにやら植木鉢の複合体のようなものが出現し屹立していたかと思うと、それが一夜にして半壊していたりと、修羅場っぽさに拍車がかかった。朝から電動ヤスリをかけてる音なども犬どもの声と混ざっていとおかし。
 研究室のPCにウイルスが入った疑惑があったり、イラストレーターを公費で購入してもらう運動をしたり、ホームページ作りに参加したりと、急にパソコン関係の今まで全然分からなかったところに踏み込む(といっても知れたものだが)機会があって面白い。その間に、諮問の対策に十分な労力を費やさないままに問題の一日を迎えてしまいそうで恐いけれど、楽しいものは楽しい。友達は「必要は発明の母」と繰り返し言ってたけど、こういうことは、必要(ついで)があって、人と一緒に出来る(教えてもらえる)時にガーっと身につけてしまうのが一番の様に思う。ミッションというのはゲームであり、ひょっとしていつか切り札に出来る技術が身に付くのね、などとほくそ笑みながら、それでも、それが役に立つ日など来ないとしても一向に構わず、今はプロの使うおもちゃを使って楽しく遊んでいればよいのだから。