「人生の岐路」みたいなんが、うっかりしているうちにやってきてしまった。なんというか、いろいろと決められずに選択肢の広い方を取ってきたものを、とうとう積極的に選択をしなければならない地点まで来てしまったという感慨。後輩がうんうん、とうなずいていた。
 でも実際には選択権は自分にはない、つまり、きっと、長い目で見たらいくべきところへいくものだということなのでしょう。南無。
 
 関係ないけど、全く自分に関係ない出来事で、友人にちょっと失望してしまった。やっぱりみんな普通の人間、と嘆息してみるも、もとより自分に出来ないことを求めているのだからまるきり変な話なのだけど。話変わりますがジョルジョーネの(なんと、ここにもジョジョが!!)この絵の、一番左の緑の服を着た数学者が好き。もう一昨年になろうとする頃、ウイーン美術史美術館で待っていた。あれは恋だった。

 これも関係ないが、ピカソの素描が盗まれたそうな。
Un carnet de dessins dérobé au Musée Picasso