日仏で発言したあと、そのものばっちりを言えた気分になれなくて「quelque chose comme ca(とかまあそんなような感じ)」を付けたしてしまったら大変、みんなに伝染してえらいことになったという話。quelque chose、il y a、三年前の夏から変わらず要注意な便利言葉だわ。多用するとどんどん馬鹿っぽくなる(ついでに活用考えるの面倒だからってなんでも主語をonにするのも避けたい)。
 さて、今日は借りていた本を返しに夕方府立図書館へ。午前中の豪雨が止んで、陽がさし、葉桜には露、チャリで横目に通り過ぎるは躑躅。何を隠そうチャリであの緑と濃い桃色のぱきっとしたコントラストの横を通り過ぎるのが大好きなんだ。にしても、この時期の雨上がりはどうしてこんないい匂いがするんだろう。降り始めに空気が変わる匂いもいいけど、露に日差しが当たるのはもっと最高。殊に花の隣で。しっとりしてるのに軽い、清められた空気。朝の頭痛もどこかへ行ってしまう。今は昔もらったサンプルのプッチのオードトワレでこの、雨上がりの匂い!!なのがあったんだけどすぐなくなってしまったわ。リヴィエラの花とかまあそんなような説明があった。雨上がりを捕まえたいよ。