amie-12lune2010-10-26

 さーって、昨日の日記の最後に張り付けたのは、この冬グランパレで開催中のモネの回顧展の特設ホームページのリンクです。かなりおしゃれで日本語にもなるので(ヘンテコだけど)みてみてくださいな。
 昨日は、手続き関係で障害物が発生したため全然勉強しない一日を過ごしてしまったので、罪滅ぼしに夜間拝観でこのモネ展を観てきました。八時半くらいから一時間弱くらい並んだけど、23時の終了時刻まで人が減っていくのを楽しみながらゆっくり見られました。生没年も関係ないのに、何故今モネなのか??というと、なんと、「20年くらい回顧展やってなかったから」だそう。あと「モネなら絶対お客が入るから、他に冒険的な展覧会をするための予算が確保できる」という理由も!というのは先週授業で聞いた裏話。大学の授業なんぞというものは、どこでも裏話の宝庫だけど、さすがパリで展覧会企画に関わってきた先生ともなると裏話もスケールがおっきいわー。

 そして写真が相変わらずアップ出来ないのですが、フランクフルトの休日。シュテーデル美術館がお休みという、なんとも情けない時期に当たってしまったのですが、シーンギャラリー(あえてカタカナにするならこうなんじゃないかと思うけど自信なし)にて、ラヴリーなクールベの展覧会が見られたのでよしとする。並び立つ摩天楼(英語でもskyscraper、フランス語でも直訳なのかなgratte-cielという)、とこちらのガイドブックに書いてあるほどは凄くないんだけど、フランクフルト・アム・マインとマンハッタンをかけて「マインハッタン」と言ったりするそうな。そして、その理由はもうひとつの別名「バンクフルト」が示すように、ドイチェバンクに続いてヨーロッパ中の銀行がわらわらと結集していることにあるそうな。たまにはガイドブックもちゃんと読んでみるもんだ。