昨日は、三王礼拝の日なので、いつものパン屋でガレット・デュ・ロワ*1を買ってきて食べました。アーモンドのフィリングがフルーティでとても美味しい!しかも私のガレットの中に陶器で出来たサンジェルマン大通り*2の標識が!↓

 今日は、この週の一番の大仕事は一応終わり、昼抜きだったから夕方帰って七日だしまあ、と七草がゆならぬ五目リゾットを作って食べたら何かいい感じにのんびりした気分になったので、ルーヴルの夜間拝観にお散歩に出るのはやめて家で読みたい本がたまってるのを消化することにした。
ぬるい眠り (新潮文庫)最近はこの前あげたSoie(邦題『絹』だったか)と江國香織のそれ。あと何かこの前パンテオンのふもとの、まるで大聖堂の参道のようなさびれた観光地のようなのにさびれていない、素敵な風情のあるムフタール通りでパリ市の図書館を発見し、探偵小説系が充実しているのと「外国」の本が結構渋いセレクションだったので借りてきてしまったのがあるのだった。本業は忘れないようにしますけど、今夜はちょっとご褒美ね♪
 それにしても、私スピッツ江國香織は卒業できそうにないや。もう笑いがこみあげてくるような感じで、身体にくる。知らないところに違うところに連れてこられてしまう。もう、好きなものは好きなのだから仕方ない。なので、無理やり卒業したふりとかしないでたまには、負けたわ、といって膝をついて、飲み込まれてあげる。

*1:追記、ガレット・デ・ロワですね、三人いるものね。

*2:ちなみに京都の地図を無理やりぐるっと15分進めて(時計回りに90度まわして)みれば、サンジェルマン大通りは東大路に相当し、左京区ならぬ左岸の支柱であることがわかる。京大みたいな感じでソルボンヌ初め大学街が広がり、ちょうど吉田山のある辺りにサントジュヌヴィエーヴの丘があって、てっぺんではパンテオンが下界を睥睨している。無理やり続けると、下賀茂神社の辺りはちょうどノートルダム大聖堂、我らが鴨川ならぬセーヌを越えて右岸に進出すると、御所に相当するのはやはり古くから王宮がおかれ今は市民と観光客の憩いの場所となっているルーヴルおよびテュイルリー公園でしょうか。