昼の三時くらいにしょうもないことを思い出してとても絶望して、そのまま図書館の机にふて寝して30分。気分は若干向上したものの、お昼に何か追加しようと思っていたのに(ちっこいチーズサンドしか食べてなかったので)お三時を逃してしまい、絶望で腹を膨らませたような気分になる。過去の再解釈を繰り返すのはよくない。研究は多分にその要素から出来ているにしても、普通に生きていく時には、身体を置いている現在に頭も載せておかなければいけない。昨日の夜は寒過ぎて、神経が足の先までいきわたらず、感覚だけが身体の真中の方でまとまって縮こまってあったまろうとしているような変な気分になった。麻酔をかけた時に感覚をちょこっとずらしてその部分はなかったことにしちゃうような、ああいう感じ。足には申し訳ないことをした。今日は若干温かい。
 まあいいや、気を取り直してLe Cathedral mon amour!


 ちなみにこの扉のたくさんの人々は19世紀に修復されたときのもの。白く美しい外観といい、なんとなくパリのノートルダムに通じる。

 中は、パリよりも高くて明るい。

 オルガンも壮麗な感じだ。


 天気の良い日、内陣にはステンドグラスから温かい光が差し込んでくる。


 彫刻、光があたって余計に悲しそうに見える。



 おまけ、聖堂近くのビストロで食べた、鴨肉ササミ(だが脂身たっぷりついてます♪)のハチミツ仕立て。下になってるのが、ジャガイモを細かく刻んで作ったガレットでとても美味しかったし、甘いソースとよく合った。ハチミツソースはとても美味しかったので今度作ってみたいな。