ここはどこでしょう??


 オルレアンの大聖堂。特徴は横幅が広い(パリのノートルダムに慣れてると普通に見えるが、パリのノートルダム自体がかなり広い)。ファサードに同じ大きさのバラ窓が三つ並んでいるのは珍しいと思う。見た目にどっしりした感じで、中に入っても、かなり広くて明るい。



 ボーヴェを見た後には、なんとも安心できる秩序だった構造。外陣にジャンヌダルクの生涯を描いたステンドグラスがある。
 さてさて、タルト・タタン発祥の地ラモット・ブヴロンでのお昼ごはん。

 多分この地方の名物の一つ、山羊乳チーズをのせてカリッとトーストしたパンを散らしたサラダ(メリメロというらしい)と、メインにシカ肉のワイン煮。しかし、こういう田舎のレストランって、同じ値段ではパリでは望むべくのない店の内装やサービスが楽しめるだけでなく、いちいちていねいに作ってあるし量も多い。

 タルト・タタンは温かくしてサービスされる。バターの香り高く甘さ控えめ。アップルパイなんだけど、ほぼアップルフィリング部分で、焦がしてあるとはいえまだまだフルーティなので、デザートにも食べられます。