種明かし、お待たせいたしました!答えは、こちら。

 モネの連作で有名なルーアンの大聖堂でした。

実際に見ると、やたらとファサードが横に広がっている。一枚の写真に入りきらない!
 
 左側がこの大聖堂本体より先に作られたという塔。デザインはもちろん、石の一つ一つのサイズが違う。


 身廊・側廊(東側を頭としたとき、十字架の身体部分)部分。

 身廊内部から壁を見上げると、下から数えて三番目のアーチのデザインが途中で変わっている。

 内陣(十字架の頭部分)は植物模様をつけた太い柱。

 一番奥の礼拝堂(十字架でいう頭のてっぺん)が豪華版で周りにある他の礼拝堂よりもせり出している。それが前回の二番目の写真で後ろから見たときのアンバランスさの理由。

 前回の写真で載せた天井は、ちょうど十字架の交差部分にある塔。この交差部分は、写真で表わすのがとても難しいのだけれど、とにかく、そこだけ天井が異様に高い。他の部分より二段階アーチが重なっていて、しかも窓が大きいらしく非現実的な明るさ。


 こういった細部が大好き。