これ、夕方観てきたミシェル・オスロのお伽噺。綺麗だから観てみてー♪

 3Dで影絵風に仕立てられた世界の昔話アンソロジー。極度に制限された動きのぎこちなさは逆に新鮮だし、なにより黒い影絵の背景部分の鮮やかな色彩が目を見張るくらいに綺麗。ストーリーは単純な昔話であるだけに、余計に画面と言葉、音楽の美しさが際だって、小さな宝石箱のようだった。
 そのあとで、リュクサンブール公園まで散歩して本を読む。




 同じ世界で豚が豚の屍肉を食べながら死んでいるなんて想像するのも難しいような景色なのに、今日はそのことばかり考えてしまう。それでもそんな世界で生きていかなければならないらしい。もちろん肉も食べるだろう。なんかなー。