こんなに外は寒いのに何故に??家の中には蚊が二匹。多分夜電気をつけてから窓を開けてはいけないのだろう。とはいっても小さい部屋だから煮込みをしたりすると空気が籠るのだ。すでに二匹ほど始末したのだが、一昨日からいるのと昨日入ってきたのの二匹はなかなかにすばしこく、しかも人間がもたもたしているうちに「白い壁ではなく黒っぽいものに止まる」という決定的なサバイバル法を習得したらしい。痛恨の極み。蚊が「学ぶ」とか本当に考えたくないわ。加えて、彼らの邪悪さの最たるところは、昼間身を潜め、夜中3時ごろから彷徨いだしては体温を頼りに血を求め、快適な眠りを脅かすことである。寝込みを襲われて勝てようはずがない。
 ただしこれね、一番の問題はこのお小さい方がたの存在によって、無闇にイライラしたり神経質になってしまうこと。いうても長ーい「おみあし」を含めたって体長1cmである。五倍あったら事件だろうが、こーんなちーっぽけな存在によって屋根裏ライフに支障がでるなんてあってはいけないでしょ!
 そこで、思いついたのが、彼らに楽しげな名前をつけるという解決法。名前を正しく覚えるのは友情にも支配にも欠かせない第一歩だしね。というわけで、ただ今のルームメイト、マンボとルンバです。今夜中には私に片づけられる儚い命だけど♪また侵入してくるつもりなら、サンバ、タンゴ、サルサくらいは名前のストックあるからどうぞ〜。可愛かったらポルカとかでもいいな。機嫌悪い時ならゾンビとかパンツとかにするので注意。繰り返すけど一晩とたたずに始末して差し上げますけれどね。