本日は諸聖人祭(お盆のような日)で祝日。およばれもなし、雨なので借りた本をせっせと消化してます。今は昼間の14時だが、すでに雨雲の下からのぞく光は夕方のように弱弱しい。先日夏時間が終了し、一気に夜が長くなると共に、こうして雨が降るごとに確実に冷え込んで行く。物悲しくもなるけれど、晴れの日には空気が澄んでいつも通る場所でもちょっと足を止めてみたくなるような景色がみられるし、ドラマチックな豪雨が明けると素敵なサプライズに出会える。以下は最近撮った写真より。


 アパートの通路から見えるパンテオンに虹霓。こうげい、と読み、二重になった虹を指すそう。虹って、あんなに綺麗なものに何故虫ヘンなのかというと(まあ虫というのも視覚的にはとても綺麗なものではあるけれど)竜の仲間みたいなものなんだって。二重の虹に一対の竜をみるというのも、畏敬の様なものを感じさせてロマンチックじゃあありませんか。