http://www.ntv.co.jp/hermitage/開会式・内覧会に行ってきた。

 読売の営業熱心なカラーが体育会系中学生のお頭の中身のようにはっきりと現れていっそ清清しい開会式であった。山口智子が来ていて、彼女の挨拶は、その場で出てきた言葉という感じでよかった。ロシアン・ティーのサービスも好感度。
 内容については、なんだか看板に偽りありで、後半ずっと街とか港の景観画を見せられ続けた印象が強い。時代を混ぜてみたり、テーマ性を持たせる工夫はみられたが、同じような大きさで同じような風景が並んでいて、正直疲れた。「ゴーギャンの一人勝ちって感じでしたね」とは連れの言葉。同感。
 その後、予てから気になっていた岡崎の『茶庭(さてぃえ)』でスフレを頂いた。初めての味!シフォンケーキのようなものかと思っていたが、もっと「泡」で、むしろプリンでカフェラテの上のフォームドミルクを作ったような感じ、というとムースのようなものかと思われるかもしれないが、もっと儚く、外側は、かるめ焼きのように甘くて芳ばしい。店内の雰囲気もよく、優雅なひとときだった。かなりお高いので一回でいいけど一回は食べてみられることをおすすめしたい。