2006-01-01から1年間の記事一覧

北のほうはどんどん紅葉が進み、高野川沿いの桜と高野集合住宅のポプラの葉がからからと揺れているのに、毎朝心の中できゃあと賛辞をおくっている。大学の側のイチョウも緑を残した色付きが清清しい。(でもなんで銀杏は下から黄色くなって西側が残るんだろ…

久しぶりにけいぶん社に立ち寄ってみた。 まだ入手していない来年の手帳を物色するのが目的。ここずっとDelfonicsの絵本のような装丁のを愛用していて、使いやすいし大学生協で安く買えてよかったが、今年はこれというデザインのものに出会えないので思い切…

後期に入って三度目の酌量の余地のない大失態に誰よりも自分で驚く。 立て直そう。 こういう時、ひとりって怖い。偶然の失敗ではなく、自分がどんどん堕ちていっているのが一瞬だけ目に見えたような気分になるのだ。 無駄だし、損。一度底を衝くまで落ち込め…

今日はリセット&助走の日。妹と冬の買い物計画を立てる。幸せなひととき。

他、やるべきこと。 ・DALFの勉強。まず間違いなく無理だけど、一つの機会と考え勉強すべし。 ・ロータリー関係。留学のための手続き。 ・名刺をつくろう、そろそろ要る。 ・展覧会に行き、旅行に行き、本を読み、漫画を読み、映画を観て、音楽を発掘する。…

初めての大学院演習発表を終える。直前に要領悪くばたばたしているのを温かくフォローしてくださった方々、質問や助言を下さった方々、そしてつたない発表を聴いてくださった皆様にお礼申し上げます。 始めたのも、舞台との関連という視点を入れることを固め…

Remarquer combien la pretendue civilisation emousse les sentiments naturels. Hector dit a Ajax, livre 7, en cessant le combat : > -E. Delacroix, Journal, le 11 juillet 1847- 〜いわゆる文明が、どれだけ本来の感覚を鈍らせているかに注目のこと…

フランス中部の地方都市に派遣されることに決まった。誰に言っても「なんでわざわざそんな田舎に?」と言われる気がするけれど。時間が出来たらゆっくり考えよう。留学は「散歩」のカテゴリかよ、という突っ込みもしつつ。 気分はこんな感じである。昔撮った…

焼肉につれていってもらったら、凄く元気になった気がする。 あとちょっとだ、頑張ろう。だからどうか、紅葉よ、もう少し待っていて。

男のすなるという部屋のコックピット化が、我が家でも進行してきた。耐え切れずに一度片付けることにする。散らかった部屋で取り乱して絵になる人は多くない。女子であればなおさら難易度は高い。美学を語りたいわけではないが、少しの手間で改善できるはず…

どこかでずっと・・

目覚ましが鳴りつづけている

近頃、絵を観るのが前より楽しくなってきた。多分、その楽しさを逃さないために言葉にするのだ。カメラを向けてはじめて、正午と午後三時の空気の色があれほどまでに違うことを知った。だが、その違いはレンズを覗かない人とも共有しうるはずである。 以上、…

やらなかんこと山積みなのに、ほんわかした気分でいまいち危機感が無い。 フランス語の批評を読んでいると、青、赤などの色彩のcrudite(最後アクサンテギュ)が気になる、という表現に出会い、私は、煮込み足りないポトフの鍋の中の人参やらセロリ、あるい…

今日も夜は更ける

フィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)作者: ジェイムズ・ジョイス,柳瀬尚紀出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/01/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 118回この商品を含むブログ (68件) を見る ここに紹介致しますは、大陸を越えて更に西に愛蘭の…

やっと演習発表のテーマが固まってきたという幻想を抱ける段階に手を伸ばせば届きそう。昨日昼間からスランプで、妄想と邪念に取り憑かれて英文が全く頭に入らない。いわんや仏文をや。そこで、今日大学院の演習の終了後、妹を捕まえて今の段階で考えている…

新米、うまい。泣ける。 (でも半分はあまりのドイツ語の読めなさのためだと思う。)

兵庫県美で明日から開かれるhttp://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0610/main.htmlの内覧会にいってきた。始めは、あまりに人が多いので約束が違うぞーと思ったが、観ているうちに作品を独り占めできるくらいに。作品数がそれほど多くないので、ゆっく…

なんとジャズピアノ奏者という友達に教えてもらってライヴに行ってきた。なんと、の、何が凄いか、それは彼女が舞台上でピアノを弾くから。あのおびただしい針金と重たい鍵盤の機械に向かって全身で何かたたいているのだけど、呼吸するように自然に音楽が出…

『のだめ』の新刊、読んでしまう。ちなみにここはもっと真面目なコーナーにするつもり。

実家からじゃがいもと米が届いた。じゃがいもはキタアカリとトウヤという品種である。キタアカリは最近こちらでもたまに見かけるようになったが、メークィーンよりも黄色っぽく、男爵よりも崩れやすい。甘みがあり、レンジにかけて塩だけつけて食べても、バ…

今日の大学院の演習発表はブリューゲル。膨大な欧文参考文献に頭が下がります。うおー、あせってきた。 カタログとか色々借りてきた。けど、恐ろしいのは、いまちょっと酔ってていまいちぎりぎりであせってる実感に乏しいこと。

昨日は学校から抜け出し京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyotoのプライス・コレクション展を観た。宣伝の段階からメインにすえられていた若冲は、図版で観ると、彩色された精密な絵画が圧倒的に印象的だが、実際に作品を前にすると…

講読は幸いあまり進まなかった。 今日は音楽を借りてきて、ちょっとごきげん。なんでかよくわからないけどディープ・パープルが欲しくなったので借りた。なんにもわからないのでベスト盤みたいなやつ。よくわからないのになんでかというと、昔吹奏楽で吹いた…

Roger De Pilesの講読の担当箇所が確実に明日回ってくる。むしろ、明日は私からである。しばらく放っておいたつけを今日の午後だけでは払いきれず、始まる直前にレジュメ印刷することになりそう。いつまで授業ごときにあたふたしているのか、自分でも呆れる…

昨日の学会発表では、18世紀フランスにおける、エスキースの意味の変容についてのものがタイムリーで興味深かった。今年度、西洋美術史の、特殊講義とは名ばかりの講読では、ロジェ・ド・ピールの『絵画原理講義』Roger de Piles, Cours de peinture par pri…

今日は、少し楽しみにしていた学会3日目。美術批評という括りで、19世紀のフランスの美術動向や、ドラクロワの宗教画についての発表が聴ける、はずだった。ところが、昨日の深夜、少し眠ったところで突然の悪寒と高熱に襲われた。クローゼットから毛布を引…

携帯と一瞬はぐれていた。思っていたほど孤立した気分にはならない。ただただ、不便である。特に、前のが壊れて以来、腕時計を持たないので時間がわからないのが鬱陶しい。時計としての機能が一番活躍しているようで、少し寂しいのだけれど。後は、情報。ア…

石井桃子訳『くまのプーさん』に、「木曜日おめでとう。」という不思議なあいさつが出ていた。なんとか腑に落ちたのは学校で英語を習ってしばらくしてからである。発見したといっても、発音が子音一つ違いの駄洒落、というだけなので、実はもっと秘密がある…

ずっとやってみようと思いつつ、色々難しく考えて見送っていたが、ひまにまかせてなにやら打ち込んでいたら、あっという間に出来てしまったので、とりあえず試験的運用でぼちぼち書き込んでみることにする。 映画の撮影が終わり、知恵熱の名残をもてあそびな…